社会・全般
2014年2月15日(土)9:00
安価で新鮮野菜を販売/特別支援学校
市民ら長蛇の列
宮古特別支援学校の生産物即売会が14日、同校で開催し生徒たちが育てた野菜や草花のほか、コップや皿などの焼き物、木工品を低価格で販売した。販売開始前から売り場の前には多くの市民が長蛇の列を作り、午前10時30分の販売開始と同時に用意された商品は飛ぶように売れた。
高値が続いているキャベツが100円で販売されると、キャベツ売り場の前には市民が殺到し用意された200個は開始から30分程度で完売となった。
そのほかにもダイコン、ブロッコリー、レタス、ハクサイ、ジャガイモ、ニンジンなども100円で販売され人気を博した。
対応する生徒たちも「おいしいよ」「新鮮だよ」などと市民に呼び掛けながら袋詰め作業に追われていた。
キャベツを3個購入した30代の女性は「とても安いのでうれしい。きょうは野菜炒めを作りたい」と笑顔で話した。
大きな買い物袋3袋分の野菜を購入した60代の女性は「今年、この学校を卒業する孫が一生懸命作った野菜なのでたくさん買った。近所の人たちに配ってあげたい」と話した。