11/22
2024
Fri
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
政治・行政 産業・経済
2014年2月21日(金)9:00

市長が工場関係者を激励/沖糖宮糖

引き続き安全操業を


下地市長(右)が砂川専務(中央)らにドリンクを贈った=20日、沖縄製糖宮古工場

下地市長(右)が砂川専務(中央)らにドリンクを贈った=20日、沖縄製糖宮古工場

下地敏彦市長は20日、1月8日の操業開始以来、24時間体制で安全操業を続けている沖縄製糖宮古工場と宮古製糖城辺工場を訪問し、両工場の関係者を激励、元気づけた。ジュース、玄米ドリンクを贈り、両工場のさらなる発展を祈念するとともに無事故・無災害を願った。

 


 両工場ともこの日で44日目の操業を迎える。各工場とも今期の総生産量見込みの搬入原料の50%以上を処理し、後半の処理稼働に万全を期している。


 沖縄製糖宮古工場で、下地市長は「今期の製糖期は後半に入った。天候不順が続いていたが、これからは天候も回復する見通し。これからも安全操業に取り組んでほしい」と激励した。


 砂川玄悠専務と謝花聡総務部長が対応した。「今期の総生産量は13万㌧を見込み、うち6万9375㌧を処理した。19日現在の平均糖度は13・73度で、これから糖度は上昇するものと期待している」と説明し、今後のキビ増産に向けては春植え株出しの普及拡大を挙げた。


 宮古製糖城辺工場で、下地市長は「数年後にキビの手刈り作業がピークを迎え、今以上に機械刈りが増えると思う。それに向けた対応を考える必要がある」と提言した。


 対応した安村勇社長と長濱哲夫専務は「城辺工場の今期の当初キビ総生産量は10万7000㌧を予想していたが、その後の調査で10万4900㌧とした」と下方修正を語った。その上で「19日現在の平均糖度は13・04度。昨年の台風による塩害の影響のせいか、糖度がなかなか上がらない」と話し、今後の課題としてハーベスターの増車確保を挙げた。


 宮古製糖伊良部工場では、長濱政治副市長が訪れ激励した。同工場は昨年12月25日に操業着手、この日で58日目を迎える。長濱副市長は、24時間フル稼働に尽くす関係者らの労をねぎらった。

下地市長(左)が安村社長にドリンクを贈呈した=20日、宮古製糖城辺工場
下地市長(左)が安村社長にドリンクを贈呈した=20日、宮古製糖城辺工場




記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!