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社会・全般
オリックスキャンプ便り⑫/金子 千尋投手(30)
1年間投げ抜きたい
昨年は宮古島春季キャンプの途中から肘に痛みを感じ、2軍で調整を行っていたものの、シーズンでは開幕投手を務めたほか、チームトップとなる15勝、200奪三振を記録した金子千尋投手。今年は昨年の経験を踏まえ、今キャンプは10日目となる第3クール2日目で初めてブルペンに入るスローな調整を行ってきた。
「もっと早く入ろうと思えば入れたが、そんなに投げ込まなくても投げることができた昨年の経験があるので、最低限の球数で良いのではと思っている」との考えを示す。
ここまでを振り返り「けがをせずメニューをこなせてきているので、そういう意味では順調」とした上で、開幕までの目標として「今持っているものすべてをレベルアップしたい」と語る。
2010年に17勝で最多勝を獲得したものの、11、12年は故障の影響でシーズンを通して活躍することができなかった。「今シーズンは、けがをしないで1年間、投げ抜くことを一番に考えて、取り組んでいきたい」とする一方で、「チームを引っ張る立場でもある。チームを勝ちに導くピッチングを毎試合したいし、今年こそ優勝へ強い気持ちを持って臨んでいきたい」とチームの勝利と優勝へ強い決意を語った。
金子 千尋(かねこ・ちひろ) 1983年11月8日生まれ。新潟県出身。長野商高-トヨタ自動車-オリックス。2005年にドラフトの自由獲得枠で入団。身長180㌢。体重77㌔。右投げ左打ち。背番号19。