最高は宮高理数科の1・24倍/14年度高校入試最終志願状況
学力試験は3月6、7日/宮総実商業科は1・21倍
【那覇支社】県教育庁(諸見里明教育長)は21日、2014年度県立高校一般入学者選抜(高校入試)の最終志願状況を発表した。
宮古地区では3校3学科で定員を上回る志願があった。最も志願倍率が高かったのは宮古高校理数科で1・24倍だった。推薦入学内定者25人を除く一般入学定員55人に対し68人が志願した。次いで宮古総合実業高校商業科が1・21倍。推薦入学内定者7人を除く一般入学定員33人に対し40人が志願した。同校食と環境科フードクリエイトが1・13倍。推薦入学内定者4人を除く一般入学定員16人に対し18人が志願した。宮古工業高校自動車機械システム科自動車コースが1・05倍。一般入学定員20人に対し21人が志願した。
一般入学の学力試験は3月6、7の両日に受験する高校で行い、同13日午前9時に各校で合格者を発表する。
4校の一般入学定員数と志願倍率は宮高205人(1・06倍)、伊良部64人(0・03倍)、宮総実180人(0・87倍)宮古工業113人(0・75倍)となった。
県全体の一般入学最終志願者数は全日制で1万2591人、定時制で352人、全定合わせて1万2943人だった。前年度より105人増加した。
また、志願状況における取り下げ者数は全定合わせて414人で、再出願者数は全定合わせて388人だった。
全県の志願倍率は全日制0・99倍、定時制0・68倍で全定合わせて0・98倍で、前年度より0・02ポイント増加した。
全県で最も志願倍率が高かった学科は沖縄水産海洋技術科の2・06倍。次いで美来工科高ITシステム科とコザ高(定)商業科が2・00倍となり、いずれも実業高校と専門学科が高い倍率となっている。
第2次募集の願書受付は3月14、17の両日。受付時間は14日午前9時~午後5時と17日午前9時~午後4時まで。また、2次募集の志願変更と再出願は同18日午前9時~午後4時までとなっている。