538人学びや巣立つ/宮古4高校で卒業式
在校生、父母ら門出祝福
宮古4高校で1日、卒業式が行われ、各校の卒業生が思い出を胸に通い慣れた学びやを巣立った。在校生や父母、学校教諭は趣向を凝らした卒業式で門出を祝福。花道をつくり、花束や記念品を贈りながら新しい道に進む卒業生の活躍に期待を寄せた。4校の卒業生は合わせて538人。
宮高(274人)
宮古高校では、男子113人、女子161人の計274人が卒業した。在校生や父母、学校教諭の祝福を受けながら新しい進路で活躍することを約束した。
国歌、校歌斉唱、学事報告の後、274人の卒業を認定。川満健校長が卒業証書を授与した。
川満校長は式辞で、「宮高魂と実力を持った人材として、県内外、国際社会で活躍してほしい」と大きな期待を込めた。
根間康雄PTA会長は祝辞で「どのような困難に出会おうとも、途中で投げ出さず、目標に向かって進んでください」と力強いエールを贈った。
在校生を代表して譜久村紗愛さんが送辞。「先輩方から学んだ、仲間を信じることの大切さや一生懸命やり遂げることの素晴らしさを忘れず、宮古高校の伝統を受け継いでいけるよう頑張ります」と話した。
卒業生を代表して根間すみれさんと与那覇恵さんが答辞を述べ「希望あふれる未来へ、意志ある一歩を踏み出します」と誓った。
式後の卒業生は、在校生が作った花道を通りながら祝福を受けた。花束や記念品、菓子などのプレゼントを受けながら3年間の思い出を胸に刻んだ。