11/23
2024
Sat
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
環境・エコ
2014年3月2日(日)9:00

サンゴの保全など学ぶ/海の環境ネット

「海と自然カフェ」開催


サンゴの種類などを説明する梶原さん(左)と参加者ら=1日、イタリアンレストラン

サンゴの種類などを説明する梶原さん(左)と参加者ら=1日、イタリアンレストラン

 「海と自然カフェ」(主催・宮古島海の環境ネットワーク)が1日、市内のレストランで、水産学博士の梶原健次さんを講師に招き行われた。梶原さんは「サンゴを守るためには、サンゴが生息する環境をいかに守るか。そのために一人一人が何ができるか」をテーマに、サンゴの種類や生態、サンゴ礁が果たす役割や現状などについて映像を用いながら、分かりやすく説明した。

 沖縄周辺海域に生息するサンゴはおよそ400種類。サンゴは植物ではなく、動物で、体内に褐虫藻を共生させ、お互いが排出する栄養素を摂取しながら生きていることなどを説明した。また「サンゴ礁の自然界に対する役割として、海の生き物に食住を提供している。人間の社会には、水産資源の提供や天然の防波堤としての役割がある」と述べた。

 サンゴ礁の保全について「正解はないかもしれないが、赤土の流入防止や窒素を多く含んだ地下水の流れ込みや生活の雑排水の処理などで、環境をある程度守ることができる」と話した。

 きょう2日は同ネットワークの主催で午後1時30分から池間島イキヅビーチで海辺の観察会が行われる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!