3団体の長がセレモニー/e-Tax申告
まもる君が利便性を説明
先月17日から始まった2013年分所得税確定申告(申告期限3月15日)のe-Tax普及を目指し4日、宮古経済関係3団体の長らがe-Tax申告セレモニー(宮古島税務署主催)を行った。
宮古島商工会議所の下地義治会頭、宮古青色申告会の下地信輔会長、沖縄宮古法人会の湧川弘範会長が実際にパソコンを起動しe-Tax申告のデモンストレーションを行った。同セレモニーは確定申告期間の中間点を経過したこの時期に毎年開催されており、3団体の長がセレモニーで、e-Tax利用と申告の早期提出を呼び掛けた。
e-Tax特別推進官に「宮古島まもる君」が任命され、団体長らが送信を行う前にe-Taxの説明を行った。「ネットなら、だいず便利さいが~」を合言葉に利用促進を呼び掛けていることや、①国税庁ホームページから電子申告②添付書類の提出省略③還付がスピーディー②時間いつでも利用可能-の四つの利点を説明した。あらかじめ申告データを入力した下地義治会頭と下地信輔会長は実際に送信ボタンをクリックして申告を終えた。
下地商工会議所会頭は「自らも毎年e-Taxで申告を行っている。計算ミスもなく非常に便利なので、商工会議所でも利用促進を促していきたい」と述べた。
下地青色申告会長は「医療費の領収書や源泉徴収票の添付も提出省略できる。青色申告会ではブルーリータンという専用ソフトを使用しているので、活用してもらいたい」と話した。
湧川法人会長は「e-Tax体験版は分かり易くて簡単。難しそうだと思っている人はまず体験版から始めることを勧めたい」とアピールした。