イベント
2014年3月7日(金)9:00
生のミュージカルすごい/マティダ劇場
劇団四季「はだかの王様」
劇団四季ミュージカル宮古島公演「はだかの王様」(構成・演出=浅利慶太)が5日夕、マティダ市民劇場で行われた。同劇団の宮古島公演は今回で9回目。 開演前に、出演者と客席が「幕をあける歌」を合唱。客席と舞台が一体となったところで幕が上がった。公演では出演者たちが洗練された歌と演技で観客たちを魅了した。
「はだかの王様」は正直に言うことの大切さなどをテーマにしたミュージカルで、ある国のおしゃれな王様にペテン師のデザイナーが作った「飛び抜けてばかな者や、役に立たない者には見えない」という布地で織った衣装をめぐって城の中が大騒ぎになるという物語。
王様自身が「見えない服」を着ていながら本当のことが言えない。「自分の意見を正直に言うことの大切さ」や「人に流されない強さ」を持ってほしいというメッセージが込められている。
「はだかの王様」はアンデルセンの童話で、それをもとに詩人で劇作家の故寺山修司氏が劇団四季のために書き下ろしたミュージカル。