松本さんのデザイン選出/まーさんキャラコン
県産品イメージで活用
【那覇支社】県畜産振興公社(赤嶺勉理事長)の「まーさんキャラクター」デザインコンテスト表彰式が5日、那覇市の同公社内で行われ、宮古島市の松本美紀子さんが表彰された。同コンテストは、沖縄の食肉のイメージを消費者に印象付ける販売強化の一環で、赤嶺理事長は「消費拡大の推進活動に取り組みたい」とあいさつした。
同コンテストは昨年12月から県産の牛や豚、鶏、ヤギの4対1組のキャラクターデザイン画を一般公募した。
応募作品602点(うち県外6点)の中から1次審査で10点を選考。2月開催の「おきなわ花と食のフェスティバル2014」で、来場者の投票による最終審査の結果、松本さんの作品が最多得票を獲得した。
松本さんは、京都府出身のグラフィックデザイナーで、10年前に夫婦で宮古島市に移り住み、ソフトウェア会社を経営している。「素晴らしい賞をいただき大変に光栄。常日ごろから宮古や沖縄の人の優しさや温かさに触れて生活している。ひと目で沖縄の商品と分かるキャラクターを心掛けた。少しでもお役に立てればうれしい」と喜びを話した。
今回のコンテストで採用された松本さんの「まーさんキャラクター」は今後、オリジナルかりゆしウエアやTシャツ、法被、のぼりなど、県産食肉などをPRする広報物に活用される。