平良中で卒業式
宮古地区のトップ切り
平良中学校(伊志嶺吉作校長)の第62回卒業式が9日、宮古地区のトップを切って行われ、197人(男子89人、女子108人)が3年間の学びやを巣立った。卒業証書を受け取った生徒たちはりりしい表情。在校生らは紙吹雪で晴れの門出を祝福した。大村ひかりさんら17人が3カ年間皆出席し表彰された。
卒業式は大勢の父母らが見守る中、行われた。
後輩たちは会場(体育館)の壁に「輝く希望を胸に未来への扉今開こう」などと書いた懸垂幕を掲げエールを送った。
式辞で伊志嶺校長は「ソチオリンピックに出場した一流の選手たちがコーチや応援してくれた人たちに伝えた『ありがとう』の感謝の言葉は、周りの人たちに喜びを与え、自分の人生を充実・成功させるための大きなヒントになると思われる」とアドバイス。その上で「『夢、目標を絶対達成するんだ』と強い思いを持ち、自分自身を成長させ続けて自立したりっぱな人間になってほしい」とはなむけの言葉を贈った。
宮國博市教育長や砂川幸男PTA会長があいさつを述べた。在校生を代表して生徒会長の親泊里奈さんが送辞。卒業生の謝敷咲江さんら4人が答辞を述べた。
卒業生たちは紙吹雪が舞う中、母校を後にした。
3カ年皆出席賞は次の通り。
大村ひかり(9カ年)▽洲鎌志帆▽山里真実▽伊良部里佳(9カ年)▽平良智香▽平良優実▽久志大智▽尚輪華(9カ年)▽神山義健▽喜久川汐梨▽下地葉月▽波平夢真▽亀川凛快(9カ年)▽山口愛夢▽上地樹稀▽久貝温喜▽吉本大祐