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社会・全般
2014年3月11日(火)9:00

張市長ら32人来島/台湾基隆市

下地中生徒ら空港で歓迎


記念撮影に応じる台湾基隆市の張市長(左から3人目)=10日、宮古空港

記念撮影に応じる台湾基隆市の張市長(左から3人目)=10日、宮古空港

 台湾基隆市の張通栄市長を団長とする宮古島視察団32人が10日午後、1泊2日の日程で来島した。宮古空港では長濱政治副市長や市職員、下地中学校の宮國勝也校長、生徒らが温かく出迎え。張市長は同市には2度目の訪問で、笑顔で感謝の意を表していた。

 両市は2007年に姉妹都市を締結。台中市の漢口国民中学校と姉妹校を結んでいる下地中学校は昨年、張市長を表敬訪問していた。

 張市長らは那覇経由の航空便で訪れた。空港では、「台湾が大好き」などと大書された横断幕を掲げて迎えた。下地中の生徒たちは、32人に泡盛と黒糖をプレゼントした。琉球華僑総会宮古支部長で下地在住の羽地芳子さん(台湾出身)が通訳を務めた。

 張市長は長濱副市長との再会でがっちり握手した。

 長濱副市長は「短い期間の宮古島視察ではあるが、たくさん見て回って楽しんでください」と歓迎の言葉を述べた。

 張市長は「多くの方が出迎え、とても感謝している」と笑顔で語った。

 下地中学校2年の下里恭平君は「張市長の笑顔は素敵。昨年、張市長を表敬訪問した時も笑顔で歓迎してくれた。とても明るい人柄が印象的」と話した。

 この日の夕方、上野のホテルで歓迎交流会が開かれた。下地敏彦市長らが再会の喜びを分かち合っていた。


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