地区推進委に感謝状/小中学校長会
全校に「ろうきん文庫」贈る
宮古地区の小学校に毎年「ろうきん文庫」を贈っているろうきん宮古地区推進委員会(山里直人委員長)の全校への寄贈が終わったことに伴い、宮古地区小中学校長会は14日、同会に感謝状を贈った。
感謝状は、与那覇止小学校長会長と島袋正彦中学校長会長の連名。寄贈は労働金庫宮古支店で行われ、小学校校長会の与那覇会長と屋嘉比邦昭、下地政昭両副会長が訪れた。
ろうきん宮古地区推進委員会は、県労働金庫宮古支店加入会員や団体などで構成する会。同会は子供たちの育成や地域・社会貢献の一環として、読書週間期間中に宮古地区の小学校などに図書を贈っている。第1回(1990年)の来間小・中学校から始まり、13年度の鏡原小学校で2巡目に入った。
与那覇会長は「20年余り子供たちの情操教育や国語力向上のために、図書を贈呈していただいた。子供たちはおかげさまで、本を読みながら力を高めている。長年の皆様の貢献に感謝して、感謝状を贈りたい」と述べた。
山里委員長は「知識を広め勉強にも役立ててほしい本を贈ってきた。鏡原小は24校目、新年度は25校目になる」と述べ、今後とも継続していく考えを明らかにした。
県労働金庫の西揚市理事長は推進委員会の地道な努力が認められたことを喜び長年の活動に感謝するとともに、労金としても地域貢献に今後とも力を注いでいく考えを強調した。