きょうまで宮古島移動展

会場には１０３点の作品が展示されている＝１５日、市中央公民館

　第２７回全国シルバー・わかば書道展の宮古島移動展（主催・蒼海書道会）が１５日、市中央公民館で始まった。１６日まで。

　同書道展は、全日本書文化振興連盟と美術新聞社が共催し、今回で２７回目。今年は今月８日～１０日まで東京芸術劇場で開催された。

　蒼海書道会から同書道展に７５作品が出品され、宮古島移動展では宮古から出品された作品のほかに、書振連の会長や役員の作品なども展示されている。

　蒼海書道会の池田海真会長は「日本を代表する先生方の作品が宮古で見られる貴重な機会なのでぜひ、会場に訪れて書の魅力に触れてほしい」と呼び掛けた。

　会場に展示された作品の中には、親子ペアや孫と一緒に完成させた作品のほか、子供たち同士で完成させた作品なども展示され、訪れた人たちの目を楽しませていた。

　宮古島移動展は、書文化の活性化と次世代への継承としての「書の世代間交流の場」を目的として開催された。