宮古島市 新入学児童数は589人
最多は南105人、6校で1桁
宮島は2年連続0、多良間5人
今年4月に新しく小学校に入学予定の児童数が宮古島市では589人(2日現在)となっていることが市教育委員会のまとめで分かった。今年は前年の3月30日現在よりも16人増となっている。市教委では今後転入があることから、7、8日の入学式までに若干の増加を見込んでいる。多良間村の入学予定の児童数(同)は5人となっている。
市立小学校20校のうち、もっとも入学児童が多いのは南の105人、次いで平良第一の95人、東の87人と続いている。
新入学児童が1桁台となっているのは6校で、池間と来間が2人、宮原が3人で西辺、狩俣、福嶺がそれぞれ5人となっている。
宮古地区の新入学児童数は、全体的に少子化による減少傾向が続いている。最近は市街地にある平良第一、南、東が増加傾向で推移し、旧町村地区の小学校は減少傾向となっている。
また、住民の高齢化が進み児童数も減少傾向になっている北学区と伊良部大橋建設などに伴い児童数が増える見込みの久松学区については、入学予定者数で北が45人、久松は47人となっている。
そのほか、中学校の入学者予定者数(2日現在)は15校で562人。最も多いのは平良の187人。1桁台は4校で福嶺が2人、池間が5人、西辺が6人、狩俣が7人となっている。また、多良間中学校の入学予定は14人となっている。
宮古島市の入学児童数は、記録が残っている1983年から90年までは、若干の増減を繰り返すも、常に1000人台で推移してきた。
しかし、91年に初めて1000人を割り込んだ後は、毎年減少の一途をたどっている。
入学式は、小学校が7日に池間小中、宮原、来間。8日が平一、北、南、東、久松、鏡原、西辺、狩俣、西城、城辺、砂川、下地、上野、佐良浜、伊良部、多良間で行われる。
中学校(池間小中を除く)と宮古特別支援学校、県立高校はすべて7日に行われる。