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産業・経済
2014年4月3日(木)9:00

共乾施設が本格稼働/葉タバコ

地域雇用に貢献


乾燥した葉の選別・梱包作業をする職員たち=2日、城辺の共同乾燥施設

乾燥した葉の選別・梱包作業をする職員たち=2日、城辺の共同乾燥施設

 葉タバコ共同乾燥施設の稼働が、本格化した。城辺地区葉たばこ生産組合(砂川博美組合長)が運営する共同乾燥施設では、17人が働く。葉タバコ収穫最盛期の5月中旬ごろには40人以上に増える。期間中の人件費は多額に上り、葉タバコ産業は地域雇用に大きく貢献している。

 城辺の共同乾燥施設は3月22日から稼働を開始した。施設は生葉のつり込みや、乾燥葉の取り下ろし、選別・梱包などの作業で活気付いている。稼働は6月中旬まで続く。

 城辺地区の耕作者数は40人で、栽培面積が204㌶。面積は宮古地区全体の35%を占める。

 反収目標は226㌔、平均キロ単価が1990円。総販売額は約9億2000万円を目指す。

 宮古地区では城辺、平良、狩俣、下地、来間、上野、宮国、多良間、伊良部の9施設が稼働している。9施設を合わせた最盛期の従業者数は、約170人に上る。

 共同乾燥施設は、生産コストの低減や適期収穫による品質向上などを目的に建設された。


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