理事長に下地市長選任/土地改良理事会
副理事長は照屋氏
宮古土地改良区は7日、2014年度第1回理事会を開き第3代理事長に下地敏彦市長、副理事長に照屋秀雄氏を選任した。下地理事長は「地下ダムの水の安定供給に努め、宮古島の農業を支えていきたい」と抱負を語った。同会では各係の担当理事も決めた。
理事長の任期は18年4月4日までの4年間。第2代理事長の仲間克氏は今月4日に退任した。
第1回理事会には理事14人全員が出席した。理事長と副理事長の互選は、指名推薦で行い全員一致で両氏を承認した。
あいさつで下地理事長は「地下ダムがなかった時代には、干ばつ被害に悩まされたが、地下ダムと関連施設が整備された以降は(水の恩恵を受け)農業生産が飛躍的に伸びた」と強調。その上で今後についても、かんがい施設整備を引き続き進め「生産性向上につないでいきたい」と、高収益水利用農業の一層の発展を展望した。
同改良区は地ダムの水管理(適正使用)を取り仕切っている団体。ファームポンドや揚水ポンプ、送水管など地下ダム関連施設の管理も行っている。
各係担当理事は次の通り。(敬称略)
【会計担当】池間雅昭(平良)▽友利悦裕(城辺)▽川満省三(下地)【財務担当】岡村幸男(城辺)▽前川尚誼(平良)▽川満久雄(上野)【事業担当】池村香成(平良)▽前里孝清(下地)▽与那覇国洋(上野)【管理担当】砂川明寛(城辺)仲里長造(平良)▽伊志嶺健良(城辺)
【総括監事】長崎富夫