姉妹都市50周年で記念事業/宮古島市・津山市
観光物産展など開催へ/実行委員会(Next100)発足
宮古島市と岡山県津山市が姉妹都市締結して2015年3月で50周年を迎える。記念事業を実施する実行委員会が15日、発足した。「Next(ネクスト)100」と題し、7月から8月に掛け、津山市の特産品購入でシールを集めるスタンプラリーや観光と物産展、50周年記念菓子づくりなどを行う。
当時の平良市と津山市が姉妹都市となったのは、1963年6月に平良第一小学校の校長が派遣研修のため津山市立南小学校を訪問したことがきっかけ。
同年9月に両校が姉妹校となり両市の交流がスタート。年3月に姉妹都市を締結し、今年度で締結50周年の節目を迎える。
宮古島市側の実行委員会メンバーは宮古島市、宮古島商工会議所、JAおきなわ宮古地区本部、宮古島観光協会、宮古青年会議所の5団体。委員は各団体の代表が務める。
宮古島での事業計画では▽スタンプラリー▽観光と物産展▽交流周年記念菓子製作▽PR用目印制作-の4事業。
スタンプラリーは、津山市の特産品を市内の小売店などでシールを付けて販売する。シールを集め応募すると抽選で津山市への旅行券や特産品が当たる。期間は7月1日から8月31日で、抽選会は最終日に実施。
観光と物産展は7月18、19日開催予定の宮古島夏まつり会場に津山市のPRと特産品販売を行うブースを設置するほか、8月29日から31日にも開催する。会場は現在、調整中。
記念菓子製作は宮古島市のマンゴーや津山市のピオーネなど両市の特産品を活用した菓子をつくり販売する。
PR用目印としては、津山市特産品の作州絣を使った記念バッジを制作し、関係者らが日ごろから身に付けることで記念事業の機運を高める。
総予算は345万1000円。両市の負担額は人口割りから津山市が200万円、宮古島市が100万円で、実行委員会参加団体は各5万円を負担する。
第1回実行委員会は市役所平良庁舎で開かれ、委員長に下地敏彦市長を選出したほか、事業計画と収支予算案を審議し、いずれも原案通り承認した。
委員は次の通り。
【委員長】下地敏彦市長【副委員長】下地義治宮古島商工会議所会頭【監事・委員】新城武一郎JAおきなわ宮古地区本部長▽豊見山健児宮古島観光協会長【委員】吉岡洋平宮古青年会議所理事長