セールに北風受けヨットレースがスタート
琉球王朝杯第13回台琉友好親善ヨットレース(主催・同レース実行委員会、宮古島ヨットクラブ、八重山ヨット倶楽部)が23日、5日間の日程で幕開けした。国内外から11艇のヨットが出場し、平良港沖合を同日午後3時にスタート。セールに北風をいっぱい受け、第1レースの宮古島西方約133㌔に位置する石垣島まで帆走(セーリング)し、タイムを競った。宮古島からのスタートは2年ぶり。
特別協賛は多良川、後援は宮古島市、同市議会、台湾基隆市、宮古島観光協会、宮古毎日新聞社ほか。特別協力は石垣市。
ヨットレースには沖縄本島、宮古(2艇)、八重山、台湾、香港などから参加。23~24日までの第1レースは宮古島→石垣島、25~26日までの第2レースは石垣島→台湾基隆市、27日の第3レースは基隆島一周。第2レースでは石垣島から3艇が加わり計14艇で競い合う。スタートした11艇は、付近海域で2周後、石垣島に向かって潮路を突き進んだ。
レースに参加している「四月湾号」の国立台湾海洋大学の学生、宮古の「ソフィア号」の乗組員で宮古島ヨットクラブの上地茂徳会長らは、報道陣が乗る船に向かって大きく手を振っていた。
スタート前の上地会長は「航海安全を最優先にレースを楽しみたい」と語っていた。