社会・全般
2014年4月25日(金)9:00
カヤックの基本など学ぶ/県ガイド協講習会
技術や安全管理を指導
2014年度宮古島・第1回カヤックガイド安全講習会(主催・県カヤックガイド協会)が24日、城辺の保良川ビーチで行われた。市内にあるダイビング事業所などから16人が参加して、パドリングなどシーカヤックの基本的な操り方や、観光客らに対する接客などについて学んだ。
講師は同協会の大城敏、大湾文雄副会長が務めた。参加者はすでに検定に合格しているガイドを対象にした「継続組」と検定前の「安全講習組」に分かれて実技講習を受けた。
継続組の参加者はカヤックが転覆した際に、どのように戻すかなどを学んだ。
実技の後は座学で本人の体調や、天候、客の情報をしっかりと把握しているかなど、ガイドのリスクコントロール(危機制御)を学んだ。
同協会宮古島支部の藤井一郎会長は「緊張しないで、技術などを貪欲に吸収してほしい」と参加者に呼び掛けた。
同講習会は検定を受けたガイドの技術の再確認と向上、初心者の基礎技術の指導などを目的に、毎年3回行われ、3回目は検定を実施する。