海のレジャーに注意喚起/宮古島海上保安署
リーフレット配布
宮古島海上保安署(山本雅司署長)はゴールデンウイーク初日の26日、宮古空港到着ロビーで観光客や市民らに海難防止用リーフレットを配布した。活動には職員や海上保安庁のマスコットキャラクター「うみまる」君らが参加。職員らはリーフレットを手渡し「美ら海で楽しく安全に過ごして」と呼び掛けた。
リーフレット配布は海上保安庁がマリンレジャー事故の未然防止や死者・行方不明者を減らす目的で全国一斉に展開している「ゴールデンウイーク安全推進活動期間(26日~5月6日)」活動の一環として行った。
リーフレットにはシュノーケリング時の注意事項やリーフカレント情報などを掲載。「シューケルは使い方を誤ると、突然海水を吸い込みパニックを起こしておぼれてしまうことがある。安全に楽しむために、シュノーケルの基本的使用方法を身に付けよう」と注意を喚起した。
近年はマリンレジャー中の観光客の死亡事故が全国的に多発傾向にある。宮古島署管内でも昨年は8人がマリンレジャー中に事故に遭い、2人死亡した。
リーフカレント リーフの切れ目からリーフの外へ流れ出す強い流れのこと。