ありがとう、お疲れさま/トライ大会感謝の集い
ボランティアに感謝/ダンスやライブ楽しむ
「お疲れさま。本当にありがとう」-。全日本トライアスロン宮古島大会「ボランティア感謝の集い」が26日、マティダ市民劇場で開かれた。約200人のボランティアが参加し、ダンスや音楽のライブを楽しむとともに、節目の30回大会を振り返りながら互いの交流を深めた。応援幕のコンテストで入賞した生徒や市民も表彰した。
集いはトライアスロン実行委員会が主催した。30回大会を支えたボランティア
は約5000人。その献身的な援助に対し感謝の意を表すことが狙い。
大会副会長の長濱政治副会長は「皆さんのおかげで30回大会は成功を収めることができた」と感謝。「皆さんの援助は本当に必要なことで、その尽力のおかげで今がある。トライアスロンは皆さんに支えられている。今後40、50回と大会を開催するに当たりボランティアの輪がさらに広がることを期待する」と話した。
市議会の佐久本洋介副議長は「ありがとう。そしてお疲れさま。島を挙げて開催した30回大会を無事終えることができたのは皆さんの島を思う気持ちと、もてなしの気持ちのおかげ」とたたえた。その上で「皆さんにはいくら感謝しても足りない。この大会は皆さんがいたから30回も続いている。これからもよろしくお願いします」と述べた。
集いでは、応援幕コンテストで最高賞の「ワイドー大賞」を受賞した下地中学校ほか、9個人・団体を表彰して記念大会を盛り上げた功績をたたえた。
念願のワイドー大賞を受賞した下地中の飯島彩帆さんは「頑張って作った結果がこのような形で表れて本当にうれしい」と喜びを話した。ボランティアの集いの開催に感謝し、「当日はスイムが行われた東急リゾートでボランティアをしたけどとても感動した。これからもトライアスロン大会のボランティアを続けていきたい」と話した。
アトラクションでは「ユウキfeat.RIMIX」と宮高ダンス部がダンスパフォーマンス、伊舎堂さくらさんは圧倒的な歌声で音楽ライブを披露した。聴衆は各ステージを満喫、手拍子や拍手を送って感謝を込めた。
那覇-国内や那覇-宮古の往復航空券、食事券などが当たるお楽しみ抽選会も大いに盛り上がった。