南星TCが男女優勝
卓球県大会 個人も上位独占
【那覇支社】小学生対象の第32回全国ホープス卓球大会兼2014年度全日本卓球選手権大会県予選(主催・県卓球協会)が27日、那覇市の県立武道館で行われた。宮古島南星TCが男子団体で2連覇を達成。女子も初の栄冠を飾った。
個人ではホープスの部(6年生以下)男子で牧志卓磨(平一小6年)、カブの部(4年生以下)男子で牧志侑武(同4年)、女子で宮国悠乃(同)が優勝した。
団体男子の決勝は南星A、Bの宮古勢同士が対戦し3ー0でAが勝利した。女子は宜野湾市のクラブを3ー1で破った。
個人戦のホープスの部男子では準優勝に横田恵叶(平一小6年)、3位に兼島研斗(同)、カブの部女子でも準優勝に池間夢良(同3年)、3位に砂川風子(同4年)と宮古勢が上位を独占した。
バンビの部(2年生以下)女子では砂川藍衣(北小2年)が準優勝した。
與那覇健一監督は「全国大会までに精神面を強くし練習を積んで、全国の選手と互角に戦える力を整えたい」と話し、目標に県勢初のベスト8を掲げた。
個人戦で2年連続優勝の牧志卓は「バックハンドのフォームを直して全国大会では予選リーグを通過したい」と笑顔だった。
決勝リーグの全試合を3-0で圧勝した牧志侑は「緊張したが練習通りできた。サーブ力をつけて全国では1回戦を勝ち抜きたい」、宮国は「いろいろな選手と戦えて良かった。サーブの種類を増やしていきたい」とそれぞれ喜びと抱負を語った。
団体男女で優勝した南星TCは全国大会(8月17~19日、東京体育館)、個人戦の牧志兄弟や宮国、横田ら優勝・準優勝者6人は全日本選手権(7月25~27日、神戸総合運動公園体育館)に県代表で派遣される。