社会・全般
2014年4月29日(火)9:00
美しい庭にため息
「緑の街角賞」入賞宅見学
「緑の街角賞」入賞宅の庭園美化・緑化に学ぶ市民見学の集い(主催・宮古島市民運動実践協議会グリーン部会)が27日、宮古各地で行われた。市民約40人が入賞8宅を訪問し、受賞者の話を聞きながら庭造りの基本と技術を学んだ。
見学会は、参加市民に優れた庭造りの方法を吸収してもらい、市全体の緑化を推進することが狙い。
参加した市民は、はじめに「緑の塀賞」に輝いた平良東仲宗根の平良真徳さん宅を訪問した。
平良さんが造り上げた立体感とボリューム感にあふれる庭園に市民は感心しきり。平良さんは「自分流で勝手気ままにやってきただけで特別なことは何もしていない。ただ、20年ぐらいはやっている」と話し、長い時間をかけて、ゆっくりと確実に手入れしてきた庭造りの方法を紹介した。
この後、平良地区の6件と上野地区の1件を引き続き訪問した。参加市民はそれぞれの庭の特徴と使用樹木をつぶさに観察。メモを取ったり、受賞者の話を聞いたりして庭づくりに関する知識を深めていた。