教育・文化
2014年5月8日(木)9:00
くみ上げ温泉水に歓声/福嶺中生徒
天然ガス試掘現場を見学
福嶺中学校(饒平名和枝校長)の全校生徒が7日、城辺保良で行われている県による天然ガス試掘調査現場を見学した。現場の担当者から調査概要の説明を受けたほか、実際に地下からくみ上げられた温泉水に触れるなどの体験をした。
試掘調査現場を訪れた生徒たちは、現場を監督する担当者から高さ37㍍の掘削やぐらを使って地下2437㍍まで掘削したこと、天然ガスと温泉水をくみ上げ、その成分や埋蔵量などを調査していることなどについて話を聞いた。
その後、やぐらから温泉水がくみ上げられる様子も確認。現場担当者がバルブを開け、ホースから温泉水が実際に流れ出るのを見ると、生徒たちからは驚きの声が上がった。バケツにためて冷ました温泉水に手で触れ、その温かさも体感した。
見学終了後、生徒を代表して中田光洋君(3年)が「天然ガス掘削工事は新聞で見て、関心を持っていた。現場に来ることができ感激している。今回はありがとう」と謝意を述べた。