ホテルの仕事を紹介/東急リゾート
30周年記念し児童招待
宮古島東急リゾートの30周年記念企画として「大型ヨット体験・レスキュー訓練デモンストレーション見学会」が7日、下地小学校の6年生28人を招いて同ホテル施設で行われ、児童たちはホテルで働く職員の業務内容や美しい前浜ビーチの環境を守ることの大切さについて学んだ。
同ホテルの吉井良介副総支配人は「前浜ビーチは日本一美しいビーチにも選ばれた。この素晴らしい環境を皆さんの子供たちの世代以降にも残せるよう、いろいろなことを学んで思い出に残る一日にしてほしい」と呼び掛けた。
児童を代表して平良明瑠君は「ホテルの仕事やサービス業とはどんな仕事をしているのかをしっかり勉強したい」とあいさつした。
ビーチ業務の説明では、レスキューの仕事について紹介。おぼれた人を救助する際に使うレスキューチューブの使い方やダイビング用のジャケットと空気ボンベを実際に装着してその重さを体感した。
そのほか、ビーチではスタッフがおぼれた人と救助者に分かれてレスキューボートを使った救助方法を実演したほか、大型ヨットの乗船体験なども行われ、児童たちは楽しみながらホテルで働く人たちの業務について学習した。
この取り組みは、同ホテル30周年の記念企画として前浜ビーチの美しさを島の財産として未来に残すことを目指し、ビーチで働くスタッフたちの活動や施設の見学などを通して、ホテルの仕事内容と海の環境保全の大切さについて学んでもらうことを目的に行われた。