五輪メダリストが来島
葛西さんら宮古島で合宿/土屋ホームスキー部
土屋ホームスキー部の葛西紀明さん(同部選手兼監督)の一行5人が10日、宮古島合宿のため来島した。空港では宮古島観光協会の役員らが横断幕で出迎え、葛西さんと選手一行を歓迎した。来島したのは葛西選手兼監督のほか同部に所属する吉岡和也、高橋大斗、ソチ五輪ジャンプ女子7位の伊藤有希の3選手と中西康隆トレーナーの5人。同部は2002年から宮古島での合宿を実施。途中、海外に変更したが、09年に葛西さんが監督に就任してからは毎年宮古島で実施している。
葛西さんは「宮古島は大好きです。雰囲気も良いし、暖かくてトレーニング環境もいい。楽しみながらしっかりとトレーニングしたい」と述べた。
一行は31日まで、下地の前浜ビーチを中心に、主に体力づくりとパワーアップ、持久力アップのメニューに励む予定。
葛西さんは2014年のソチ五輪スキージャンプ個人ラージヒルで銀、団体で銅メダルを獲得。日本ジャンプ勢としては16ぶりの五輪メダル獲得を果たした。
41歳でのメダル獲得は冬季五輪の日本人最年長記録となった。40歳を超えて一線級の成績を残すことから「レジェンド(生きる伝説)」と国内外からたたえられた。
葛西さんは合宿終了後、札幌に戻り、6月7~8日に再び来島し、与那覇前浜ビーチで開催が予定されている第15回ビーチバレー宮古島大会2014に伊藤さんとスペシャルゲストとして参加する予定。