環境・エコ
2014年5月13日(火)9:00
与那覇湾の生き物観察
野鳥の会が愛鳥週間ちなみ
宮古野鳥の会(仲地邦博会長)主催の愛鳥週間観察会が11日、市下地の与那覇湾(サニツ浜)で開かれた。市民ら約15人が参加。望遠鏡や双眼鏡を使って干潟に訪れる野鳥を観察した。
同観察会は5月10日から始まった愛鳥週間期間中に、野鳥を中心にラムサール条約に登録された与那覇湾の生きものを観察しようと開催された。
観察を前に仲地会長が「与那覇湾がラムサール条約に登録されてことを知らずにごみを捨ててしまう人がいる。知ってもらい、大切にしてほしい」との思いを語った。
観察会では参加者たちが望遠鏡や双眼鏡を使い、キアシシギやチュウシャクシギ、サギなどの野鳥を観察。キアシシギがミナミコメツキガニを捕食する姿も見ることができた。
参加者で2月から宮古島に長期滞在している伊藤豊さん(76)=東京=は「サギなどを見ることができた。サニツ浜にはよく観察に来ている。宮古島はいろいろな鳥を見ることができるので楽しい」と語った。