自転車に鍵掛け宮工1位/カギスマ甲子園
施錠率95・1%で2連覇
自転車などの窃盗犯罪抑止のため、宮古かぎすま安全なまちづくり協議会(会長・下地敏彦市長)が主催する「第2回カギスマ(鍵島)甲子園」で、宮古工業高校(宮里幸利校長)がトップの成績を収めて2連覇を達成した。
20日に同校で行われた表彰式では、下地市長から同校生徒会長の久貝勇介君に表彰状が手渡された。
下地市長は「2大会連続の優勝おめでとう。常に自分の自転車に鍵を掛けて盗難を防止し、自らの財産を守る意識はとても大切でそれは地域の安全にもつながる。これからも常に施錠の意識を持って頑張ってほしい」と呼び掛けた。
久貝君は「全校生徒の高い意識が連覇につながったと思う。これからも大切な自分の自転車を守り、連覇を続けていきたい」と意欲を示した。
同運動は宮古島署(平良英俊署長)と同協議会が連携し、管内で増加傾向にある自転車盗難を防止するため、犯罪発生の要因となっている無施錠による被害を抑止する目的で行われた。
自転車利用の多い児童生徒に施錠の習慣化を身に付けさせる運動として1月6日~3月29日までの期間、同甲子園に参加表明のあった小中高14校を対象に自転車施錠率を調べたところ、同校の施錠率は95・1%と参加校の中では最も高い結果だった。