福里、重量挙げ大会新V/県高校総体
久貝は8種競技優勝 佐渡山は100㍍宮古新
【那覇支社】県高校総体は1日、各競技を行った。重量挙げ女子63㌔級では宮高の福里悠がトータル178㌔の大会新で優勝した。陸上男子8種競技は宮工の久貝勇介が制し、女子100㍍では宮高の佐渡山みなみが12秒35の宮古新記録で2位に入った。
重量挙げの福里は他校の選手を圧倒した。スナッチは自己新の83㌔、クリーン&ジャークは95㌔を挙げて全国トップクラスの実力を発揮して見せた。
福里は「7月の全国大会では県記録(186㌔)の更新と優勝を狙いたい」と意気込みを話した。
陸上の8種競技は、100㍍、走幅跳、砲丸投、400㍍、110㍍H、やり投げ、走高跳、1500㍍の記録を得点化して競う種目。久貝は走高跳を終えて2位だったが、最終1500㍍を4分45秒で走り逆転に成功、優勝を決めた。得点は4951点。
久貝は「目標の優勝ができて良かった。南九州大会では、今大会で見つかった課題を克服し、5000点超えと全国大会出場を目指したい」と話した。
佐渡山は先月8日に自身で塗り替えた100㍍の宮古記録をさらに更新。「記録には満足しているけど1位を狙っていたので順位は残念」と振り返った。「南九州大会で100㍍に出るのは初めて。挑戦者の気持ちで自己新を出したい」と強い意欲を示した。
このほか、重量挙げ女子団体で宮高が準優勝、柔道の男子73㌔級では宮高の砂辺一行が3位に入った。