教育・文化
2014年6月4日(水)9:00
20㌔のマグロ解体/宮総実
食品科学科が缶詰づくり
宮古総合実業高校(伊志嶺秀行校長)の食品科学科の生徒21人(男子10人、女子11人)が3日、マグロフレーク油漬缶詰実習を行った。生徒たちは原材料のキハダマグロ9匹を解体処理し、血合いなどを取り除いた。処理されたマグロは蒸し器にかけて身を引き締め、味付け後に缶詰にした。この缶詰は11月ごろに予定されている生産物即売会で販売される。
食品学科の奥田謙司学科長が解体の手本を示した後、生徒たちは調理台に置かれた一匹約20㌔のキハダマグロの頭を切り落とし、ひれなどを取り除く処理をした。
下地匠君(3年)は「背びれと皮をはぐ作業が大変。魚をさばく機会は学校くらいしかないので楽しい。将来は料理関係の仕事に進みたいと思っている」と忙しそうに手を動かしていた。
新紗莉奈さん(3年)は「将来何になりたいかはまだ決まっていない。一匹の大きな魚を自分たちでさばいて作るので、達成感はある」と話した。
3年生は2年生の時から通算6回目のマグロフレーク油漬缶詰実習になり、今回が最後の実習