多彩な演目で魅了/婦人の大演芸会
島内外から17団体/「笑顔は平和のシンボル」テーマに
第48回婦人の大演芸会(主催・宮古婦人連合会)が7日、マティダ市民劇場で開かれた。昼の部と夜の部の2回公演で行われ、各地の婦人会が琉球舞踊や創作舞踊など、趣向を凝らしたステージで、会場を埋め尽くした大勢の観客を魅了した。今回で48回目となる大演芸会は「婦人の笑顔は平和のシンボル」をスローガンに開催された。
演芸会は、同会役員による「とうがにあやぐ」で幕開け。主催者あいさつでは島尻清子会長が「今回は多良間村婦人会、島外からの移住者も出演し、感動のドラマが展開されると思うので出演者に激励の拍手を送ってほしい」と呼び掛けた。
祝辞では、市教育委員会の宮國博教育長が「出演者の皆さんは日々忙しい中で練習に取り組んできたと思う。きょうはその練習の成果を十分に発揮してほしい」とあいさつした。
前半の部の最後に行われた「信号浜千鳥」では、役員らがコミカルな踊りで飲酒運転の撲滅と交通安全を呼び掛けると会場は大きな笑い声が響いた。
そのほか、ステージでは、出演者たちがそろいの衣装や色鮮やかな衣装を身にまとい地域に伝わる伝統の踊りや創作舞踊などを披露した。会場には大勢の市民が詰めかけ、女性たちの息の合った踊りに大きな拍手と声援を送った。
同連合会は、豊かな地域づくり、婦人の資質向上を目指し男女共同参画社会への発展を目標に、地域に根ざす活動を展開している。