がんずううやき
2014年6月11日(水)8:55
砂川 トヨさん(90歳)(城辺字保良)
野菜をお裾分け
「保良で一番元気があり、働き者」と評判だ。天気の良い日は涼しい朝のうちから、住宅近くの菜園に行き野菜の手入れに励む。栽培種はダイコン、ニンジン、レタス、ニガナ、ニラ、ヘチマなど数多い。取れ立て旬の野菜は、近所の友達にお裾分けしている。
「おいしいと言われるとうれしい。近所に野菜を分けるのが一番の楽しみだよ」。愛車のラクーターは、そんな時の足代わりに使っている。備え付けのかごと足元にたくさん積んで出掛けるという。
昔ながらのユイマール精神が、昔気質の砂川さんに息づく。近所の人たちは「野菜を近所に配る人は、今時珍しい」と感心する。嫁の勝枝さんは「野菜代が要らないので助かる」と労をねぎらった。
重い病気はマラリア以外にかかったことはない。食べ物は野菜を好む。食事は健康の源とされ、「野菜好き」が砂川さんの健康の秘けつなのかも知れない。
子供6人、孫19人、ひ孫が13人。本土に住む子供の所に自ら頻繁に行くという行動派の母だ。
1923(大正12)年7月7日生まれ