熱い演奏に6500人歓声/ロックフェス
10周年の節目盛大に
2005年に第1回を開催し、今年で10周年を迎えた「ミヤコ・アイランド・ロック・フェスティバル2014」(主催・同実行委員会)が21日、平良港トゥリバー地区ヘッドランド特設会場で開催された。同フェス初登場のDragon Ashをはじめケツメイシや湘南乃風など9組が出演。島内外から集まった6500人(主催者発表)の観客を音楽で熱狂させた。
開会宣言で、同実行委員会の野津芳仁委員長は「今回、10周年と言うことで豪華なアーティストがそろっている。最後まで楽しんで」と観客に呼び掛けた。
ステージは最高気温が30度を超える暑さの中で開幕。前半は県出身バンドのかりゆし58や3年連続出演となる10-FEET、被災地の東北をライブで盛り上げるプロジェクト・東北ライブハウス大作戦の賛同者である細美武士ら数人で今回、結成した同大作戦バンド、女性アイドルユニット・仮面女子、昨年、デビュー10周年を迎えた湘南乃風が気温に負けない熱い演奏で観客を沸かせた。
後半は、日本を代表するミクスチャー・ロックバンドの一つであるDragon Ash、5年ぶりの出演となるザ・クロマニヨンズ、代表曲「さくら」などが幅広い年代から人気のケツメイシと、実力派ミュージシャンが次々と登場し会場を盛り上げた。そして最後は県出身の3人組バンド・MONGOL800が演奏を披露し、フェスを締めくくった。
オープニングアクトでは、地元高校生バンドNoVAが出演した。