11/25
2024
Mon
旧暦:10月24日 先負 壬 
産業・経済
2014年6月28日(土)9:00

単年度黒字640万円/宮古島漁協

モズク収益が押し上げ


2013年度貸借対照表などを承認、決議した総会=27日、宮古島漁協

2013年度貸借対照表などを承認、決議した総会=27日、宮古島漁協

 宮古島漁協(粟國雅博組合長)は27日午後、通常総会を開き、2013年度貸借対照表・損益計算書など11議案を承認、決議した。13年度の最終損益を示す当期剰余金に640万円を計上し、累積赤字に当たる当期末処理剰余金3842万円は3201万円に圧縮した。単年度黒字は、養殖モズクの受託加工販売高などが順調に推移し、収益を押し上げた。

 13年度の加工事業では「原料搬入増に向け、生産者への聞き取りや協議、取引業者の加工場視察や加工場整備および改善、品質向上に向けて異物選別人員増、モズク資金借入によるモズク代金精算、糸・本生モズク水揚げから手数料微収などに取り組んだ。販売計画3199万円に対し、実績1億4013万円と大幅な収益増が図られた」としている。

 一方、漁協自営事業では「車エビ生産量および経費節減、魚疫発生は十分な対応が実施でき、市場での評価も良かった。本池3面使用計画の中、2面使用で計画665万円に対して実績1991万円と大幅な収益増が図られた」と述べている。

 04年度事業計画では「これまで懸案事項だった組合員と員外との区別を図るべく、写真入りの組合員証を発行して、密漁の取り締まりや差別化を図る」と明記している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!