教育・文化
2014年7月3日(木)9:00
魚のうろこ取りに挑戦/南城市立船越小5年生
離島体験交流で来島
南城市立船越小学校の5年生46人が2日、2泊3日の離島体験交流促進事業のため来島。初日は、受け入れる「さるかの会」のホストファミリーらとともに、生きた魚に触れたり、うろこを取ったりなどの漁業・食育体験を行った。
来島した生徒たちは、友利公民館で入島式を行った後、友利地区博愛漁港で漁業・食育体験を実施。地元漁師が海から引き上げた網に掛かった魚を網から取りながら、写真付きの一覧表で名前を調べた後、調理前の下処理としてうろこを取る作業を体験した。
魚はその場で調理が行われ、夕方からの交流会でみんなで味わった。
うろこ取りを初めて体験したと話す小納谷真実さんは「やってみたら楽しかった。みんなで協力してやるところも楽しい。農家での体験も楽しみ」と語った。
きょう3日は、たこや虫かご、風車づくりなど行う。
県が主幹の同事業は、児童生徒が離島の重要性や魅力への認識を深めるとともに、本島と離島の交流を促進することで離島地域の活性化を図ることを目的に2010年から行われている。