小中学校に図書贈呈/宮古島市
「読書に親しんで」
宮古島市は2日、市中央公民館で、市内の小学校20校、中学校15校にそれぞれ約40冊の図書を贈呈した。子供たちにもっと読書に親しんでほしいと、各校の図書館・室の蔵書を充実させるための贈呈。市が贈呈するのは今回が初めて。来年も継続して贈呈する予定。
小中学校を代表して東小学校6年の友利瑠音杏さんと原実杏さん、上野中学校3年の上地美海南さんと重常まいさんが、下地敏彦市長から贈呈を受けた。
下地市長は「本の中にはいろいろな世界がいっぱいある。本を読むということは、その本の中の世界に行けるということ。本をたくさん読んで、いろいろな経験をすることはとても大切なこと。できるだけたくさんの本を読んでほしい」と呼び掛けた。
市教育委員会の宮國博教育長は「贈呈された本は皆さんに新しい世界を見せてあげたいという市長と市民の思いからの贈呈。それをしっかりと受け止めてほしい」とあいさつした。
児童生徒を代表して友利さんが「すてきな本をありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。
贈呈された図書の選書はありんこ文庫の池城かおり代表や市立平良図書館北分館の奥平知恵美調整官らが行った。