砂川さん(宮総実)最優秀/県学校農業ク大会
意見発表の部、九州へ
第62回県学校農業クラブ連盟大会(主催・県学校農業クラブ連盟、県高等学校文化連盟)の意見発表の部が2日、名護市の名桜大学で行われ、文化・生活の区分で宮古総合実業高校2年の砂川優莉奈さんが最優秀賞を受賞した。砂川さんは県代表として8月5~7日に佐賀県で開催される九州大会に出場する。
砂川さんは、「食の大切さを伝えられる保育士を目指して」と題して発表。宮総実に入学し、農業を通して食の大切さを学んだ体験を報告し、「食事の摂り方や食事環境が子供の心身に大きく影響を及ぼすことを学びました」とつないだ。
このような農業体験を通して「子供たちに野菜を育てさせたい」「育てた野菜で調理をさせたい」「食の大切さを伝えられる保育士を目指したい」と強く思うようになったと発表。「さらに知識を深め、夢がかなえられるように努力していきたい」とまとめた。
砂川さんは3日午後に帰島。空港には学校関係者が訪れ、砂川さんの最高賞受賞を祝福した。
伊志嶺秀行校長は「大会に向けての砂川さんの準備と苦労は計り知れない。おめでとう」と述べ、砂川さんの日ごろの努力と最高賞をたたえるとともに、九州大会での活躍を期待した。
砂川さんは「いつもの練習の成果を本番で出せたのが良かった。自分の意見を伝えることもできた」と発表を振り返った。
九州大会で最高賞を取れば沖縄で開催される全国大会の出場権が得られる。砂川さんは「全国大会に出場したい」と意欲を語り、九州大会に向けてさらに努力を続ける決意を示した。