息の合った舞で魅了
チャリティーショー「ささえ愛」/宮古更生保護女性会
第30回チャリティーショー「ささえ愛」(主催・宮古更生保護女性会)が5日、マティダ市民劇場で開かれた。約20演目に総勢240人が出演。息の合った琉舞や優雅・力強い日舞が披露され、観客らを魅了した。
舞台は2部で構成。久田流根間幸子舞踊研究所による祝儀舞踊「とうがにあやぐ」で幕開け。洗練された舞に、観客らは大きな拍手を送っていた。
趣向を凝らした「谷茶節」や「還暦祝い歌」「来間大橋クイチャー」「玄海あばれ太鼓」「高良万歳」などが次々と繰り広げられた。特に子供たちが琉舞やバレーなどを元気いっぱいに演じ、盛り上げた。
演目の合間には主催者を代表して同女性会の砂川芳子会長があいさつ。「先輩たちのパワーや指導指針を引き継いで活かし、更生保護の理念のもと、母として女性としての立場から更生保護活動に頑張る。犯罪のない心豊かな社会を目指したい」と決意を新たにした。
下地敏彦市長は「更生保護活動には地域の理解と協力が必要。女性会の青少年健全育成活動には心から感謝している」と述べた。
砂川会長が那覇保護観察所(原沢和茂所長)に更生保護施設「かじゅまる沖縄」への寄付金を託し、沖縄県更生保護女性連盟(宮城幸子会長)に寄付金を贈呈した。