宮古牛とマンゴーPR/初の同時祭りで盛況
市民、観光客「おいしい」と笑顔
「宮古牛ギュッとおいしいマンゴーまつり」(主催・宮古牛まつり、マンゴーまつり実行委員会)が13日、市熱帯植物園で開催された。今回初めて2014年度宮古牛まつりと第5回宮古島マンゴーまつりが同時開催となり、会場ではマンゴーや牛肉試食など多彩なイベントが行われた。会場には多くの市民と観光客が訪れ、おいしい宮古島産品の味を堪能しながら、暑さを吹き飛ばしていた。
主催者あいさつで下地敏彦市長は「今年から宮古牛と宮古島産マンゴーのコラボレーションで祭りを開催することにした。宮古牛は牛汁2000食分、焼き肉約1200食分、マンゴーは約3000食分の無料大試食会を開催する。宮古島産のおいしさを感じてもらい、祭りを楽しんでほしい」と呼び掛けた。
午前10時のオープニングセレモニー前から、マンゴー試食コーナー前は長蛇の人だかりとなり、開始と同時に午前中分に用意された分のマンゴーは一気に無くなった。
さらに、試食用のマンゴーを手した来場者はマンゴーを食べながら牛肉試食コーナーにも並び、おいしそうに焼き上がった宮古牛の味を堪能していた。
出口大輔さん、祐子さん夫婦は娘の智咲ちゃん(5)と息子の奏志君(3)と一緒に訪れ「昨年も参加したけどでマンゴーも宮古牛もとてもおいしい。でも、何度も並ぶのが大変なので別々の開催の方が個人的には良いかな」と笑顔で話した。
会場ではマンゴー等の果実販売や果樹、防風林などの苗木も販売されたほか、牛肉販売やバーベキューコーナーなども設けられ、訪れた人たちはそれぞれこのコーナーで宮古島の恵みを楽しんでいた。
また、歌やフラダンスの余興に加え、かき氷の早食いゲームや牛の鳴き声コンテストなども行われた。かき氷の早食いゲームではマンゴーがたっぷり入った山盛りのかき氷の早食いに挑んでいた。
そのほか、会場北側の広場では、宮古ガス杯宮古角力大会(主催・県角力協会宮古支部)も行われ、各部門で熱戦が展開された。