勉強と部活、可能性広がる
東大野球部監督浜田氏/宮高で「文武両道」講演
東京大学野球部監督の浜田一志さんの「文武両道のすすめ」と題した教育講演会が14日、宮古高校で行われた。浜田さんは「何事に対しても『こんなもんだ』と自分でレッテルを貼るとそのキャラになる。自分を信じていろいろな事にチャレンジしよう」と勉強と部活の両立をバランス良く取ることを呼び掛けた。
講演で浜田さんは「なぜ文武両道なのか」と切り出し、「それは部活や勉強で可能性が広がるからだ」と強調した。
「部活が盛んになると学校に活気が出る。勉強も部活も両方頑張ればハッピーな高校生活を送ることができる」と話した。
浜田さんは東大野球部員が高校時代にどのような時間の使い方をしたのかを説明。
まず9時間を睡眠に充て、残りの15時間のうち7時間を学校での授業や自宅学習を含めての勉強、5時間を部活、3時間を自由時間に充てる「753の法則」を紹介し実践を促した。
自分を成長させる条件として①夢を描き続けるモチベーションの高さ②基本は学校の授業に集中すること③身近にお手本となる人を探す④得意技を持つこと-。能力アップの秘訣(ひけつ)としては▽まねる▽やってみる▽考える▽教える-をそれぞれを挙げた。
浜田さんはデータを示して「ノートを取るときに色や記号をたくさん使わない。色を多く使う人ほど偏差値が低い」と指摘。「テストでは色分けした解答はない。目的と手段をはき違えている人が統計上多い」と話し悪い習慣を断ち切ってほしいと呼び掛けた。
講演会は、文武両道の勉強法の確立と学力向上のヒントに役立ててほしいと全校生徒とその保護者らを対象に行われた。
日本トランスオーシャン航空(JTA)が協力した。