市長、飲食店でも飲酒/特別警報発令中
市長室から公用車で
下地敏彦市長が台風8号で特別警報発令中、市長室で市職員らと飲酒した後、帰宅前に飲食店に寄り飲酒していたことが18日までに分かった。下地市長はこれまで市長室で飲んだ後、自宅待機していたと説明していた。下地市長は本紙などの取材に対し「隠すつもりはなかった。他意はなかった」と釈明した。
下地市長によると、7日午後7時20分ごろまで市職員らと市長室で飲酒した後、友人から「台風対策の激励」との連絡を受けて飲食店に公用車で行った。
そこで公用車を帰した後、店に30分くらいいて、泡盛をグラス1杯飲んだ」。その後、自宅にはタクシーで帰ったという。
「これまで飲食店に寄ったことをなぜ黙っていたのか」とのマスコミの取材に対し、下地市長は「自分の行動を事細かに言う必要はないと思った。長い間どこかにいたならいざ知らず、ちょっと寄って帰っただけ。普通そこまでは言わないのではないか」と話した。
飲食店での飲酒については、市議会野党議員連絡会の新城元吉氏、亀濱玲子氏、上里樹氏が18日に下地市長と市長室で面談し、「市長は役所を離れて自宅待機したと言っていたが、飲食店に立ち寄ったという情報が寄せられているが」との質問に対し「それは事実」と認めた。