EVの乗り心地を体感/市エコ推進課主催
トゥリバーで試乗会
宮古島市とホンダ、東芝が共同で実証実験を行っている2人乗りの超小型電気自動車(EV)「MC-β」の試乗会「EVふれあいまつり」(主催・市エコアイランド推進課)が19日、平良港トゥリバー地区で開かれた。市民や観光客らが二酸化炭素を排出しないEVの乗り心地を体感した。
環境モデル都市に選定され、二酸化炭素排出量削減に取り組んでいる宮古島市は、EVの普及に取り組んでいる。その一環として現在、「MC-β」を5台導入し、公用車などとして利用する実証実験を行っている。
試乗会はトゥリバー地区の遊歩道をコースとして実施された。参加者たちは、担当職員からエコアイランド宮古島としての市の取り組みやEVのメリット、「MC-β」の操作方法などの説明を聞いた後、実際に試乗した。
那覇から観光で来島し、偶然に試乗会のことを知り参加したという自営業の男性(58)は「EVに乗るのは初めてだったが、とても快適。音もせず、振動もなく、加速も良い。小さくても窮屈さを感じない。(EV普及の)計画は、沖縄だけでなく日本、世界を良くする計画だと思う」と語った。