社会・全般
2014年7月30日(水)9:00
災害未然防止の指導を/労基署と建災防宮古分会
建設現場をパトロール
宮古労働基準監督署(南隆功署長)と建設業労働災害防止協会沖縄県支部宮古分会(長田幸夫分会長)のメンバーら約10人が29日、建設業における災害防止のため、合同で建設現場のパトロールを実施した。
巡回に先立ち、出発式で南署長は「宮古地区の建設業における休業4日間以上の死傷災害は、6月末で5件発生している。昨年のゼロ件から大幅な増加といえる。パトロールで墜落、クレーンなどの機械災害、土砂崩落災害の三大災害を未然に防止するよう指導をお願いしたい」とあいさつした。また、熱中症防止の対策にも留意するよう促した。
一行は2班に分かれ、市内松原の共同住宅新築現場や久松小中、東仲宗根周辺の建設工事現場を巡回し、労働災害防止対策の指導をした。
宮古地区の災害5件の原因は重機の転倒、足場からの墜落、階段からの転倒、脚立の転倒とクレーンジブ分解中の事故だった。