社会・全般
2014年8月5日(火)9:00
標本づくりに挑戦/市総合博物館
虫の特徴をじっくり観察
「むし博士になろう」と題した昆虫採集と標本づくりが3日、市総合博物館の主催で行われた。夏休み中の小学生10人余りが参加。採集した昆虫の特徴を生かした標本づくりに挑戦した。
最初に博物館近くの山林でバッタやチョウなどの身近な昆虫を採集した後、簡単な標本づくりを行った。
子供たちは、講師の岡徹さん(宮古自然クラブ)と砂川博秋さん(宮古島市史編さん委員)のアドバイスを受けながら、針で昆虫の触角を伸ばしたり、脚を広げたりして体のつくりや動きに合わせて形を整えた。
沖縄本島から宮古に遊びに来たという松田凜さん(金城小5年)は「脚を広げるところや針を通すのが難しい。夏休みの自由研究にします」、田名正宗さん(西城小4年)は「触角を伸ばすところが難しいけど、自分が格好いいと思うところまで伸ばしたい」とそれぞれ話した。
開催中の第27回博物館企画展「虫むし展」の関連行事。自然に生きる昆虫たちをしっかりと観察する楽しさや面白さを感じてもらうことを目的に開催した。