大ホールのエアコン故障/市中央公民館
再稼働は来月下旬 涼求めキャンセル相次ぐ
市中央公民館大ホール(収容定員800人)のエアコンが故障し、予定していた各種行事が会場変更などを余儀なくされている。同館は新しいエアコンに取り換える予定で、再稼働は9月下旬ごろの見込み。涼しい環境での講演会や舞踊リハーサルなどを予定していた19団体(利用予定者数約4600人)がホール使用をキャンセルしているという。
同ホールのエアコンは2基あるが、老朽化のため1基は昨年故障し修繕不可能となっていた。
残り1基も6月24日に故障した。
同館では、大型扇風機7台を設置し通風を良くしている。
また、会場内に飲料水を準備するなどの暑さ対策で、イベントを乗り切る主催者もいる。
しかし、大勢の客が入る講演会では、体熱で室温が上昇し観客も講師も汗だくになっているのが現状だ。
同館によると、夏休み期間中は各種催しが多くなるが、ホールの使用を申請しようとする主催者に、「エアコンが故障」と伝えると利用を諦めるのも多いという。
同館ではエアコンを新しく購入するための補正予算約700万円を7月24日開会の市議会臨時会に提案し承認された。
今月中に入札した後、エアコンの購入、工事などを経て9月下旬ごろに再稼働する予定という。
島尻強館長は「現在、新しいエアコンの入れ替え準備を進めている。利用者には大変不便をおかけしているが、しばらくは我慢してほしい」と理解を求めている。