校名と愛称を公募へ/伊良部地区小中一貫校
市民対象、11月に決定
伊良部地区で新設される小中一貫校設置に向け課題を協議する「宮古島市立伊良部、佐良浜小学校及び伊良部、佐良浜中学校統合協議会」の第1部会がこのほど行われ、新設される小中一貫校の「校名」と「愛称」について宮古地区の市民を対象に公募することを決定した。2学期がスタートする9月以降に約1カ月程度公募し、11月をめどに決定する予定だ。具体的な公募要領について今月中に開催される同協議会で決定される。
第1部会では「校名」と「愛称」の公募のほか「校歌」「校章」「校旗」についても今後、協議していく予定。
「校名」と「愛称」については、9月に公募を行い、10月に第1部会で応募された作品について選定し、選んだ複数の作品を同協議会に報告。協議会はその中から「校名」と「愛称」を決定し、決定した「名称」と「愛称」は市教育委員会に提案されて11月までには最終決定される予定となっている。
「校名」については小学校と中学校それぞれで名称案を公募。また、「愛称」は小中一貫校としてスタートし、小学校と中学校の連盟をイメージするためのもので共通の愛称として使用する。
ちなみに名護市の小中一貫校の愛称と名称は、名護市立小中一貫教育校「緑風学園」久志小学校・久志中学校となっている。
そのほか、「校歌」については、「校名」決定後に公募または作成依頼者選定を予定。「校章」についても「校名」決定後に公募または作成依頼を予定し、「校旗」については校章作成後に取り組むとしている。
伊良部地区について、市教育委員会の基本方針では2017年度をめどに伊良部と佐良浜の小中学校を統合して小中一貫校を新設し、幼稚園については預かり保育を実施するとしている。