庁舎にバイオリンの調べ/独の青少年オーケストラ来島
24日にみやこじま青少年国際音楽祭
ドイツ連邦共和国マンハイム市立音楽学校青少年オーケストラのメンバーが20日来島し、市役所平良庁舎ロビーでミニコンサートを行った。メンバー4人は、バイオリンで軽やかな旋律を奏で、市民や市職員らを和ませた。
メンバーは総勢70人で、24日にマティダ市民劇場で開催される「みやこじま青少年国際音楽祭」に参加する。23日の「ダンケフェスト」(会場・うえのドイツ文化村)でも演奏を披露する。
同音楽祭実行委員会長の下地敏彦市長は「本番の演奏が楽しみ。ぜひ、良い演奏をしてほしい。遠いドイツから来てくれてありがとう。心から歓迎します」と話した。
音楽祭には同青少年オーケストラや市ジュニアオーケストラ、宮古高校吹奏楽部、琉球舞踊穂花会亀浜律子琉舞練場、琉球國祭り太鼓宮古支部ジュニア、クイチャーパラダイスの仲本光正代表が参加する。
音楽祭実行委事務局の天野誠さんは「宮古島の子供たちがマンハイムの子供たちと共演することで相乗効果が楽しみ。ベートーベンの曲はドイツの伝統芸能で、子供たちは誇りを持っている。宮古の子供たちも自らの伝統文化に誇りを持つようになってもらいたい」と開催の意義を語った。