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社会・全般
2014年9月4日(木)9:00

裸足感覚シューズ寄贈/砂川伸彦さん

ウエイトリフティング部に7足


砂川さん(右)が裸足感覚5本指シューズ7足を松本さん(左から2人目)と赤嶺さん(同3人目)に手渡した。左は渡慶次顧問=3日、宮古高校

砂川さん(右)が裸足感覚5本指シューズ7足を松本さん(左から2人目)と赤嶺さん(同3人目)に手渡した。左は渡慶次顧問=3日、宮古高校

 宮古高校卒で現在は宜野湾市で裸足ランニングショップ「Don,t Think、Feel」の代表を務めている砂川伸彦さんが3日、同校ウエイトリフティング部に裸足感覚5本指シューズ「ビブラム・ファイブフィンガーズ」7足を寄贈した。

 贈呈式で、砂川さんは「このシューズを練習で活用した福里悠さんが全国制覇したと聞いて喜んでいる。同部の1年生のために購入したいとの打診を受けたが母校のさらなる活躍のために寄贈することにした。ぜひ、宮古高校から東京五輪に出場するよう頑張ってほしい」と呼び掛けた。

 部員を代表して松本千夏さん(3年)と赤嶺桃香さん(2年)が砂川さんからシューズを受け取り「私たちは現在も練習でこのシューズを活用してバランス感覚を培うのに役立っている。これからもこのシューズで練習を頑張りたい」と感謝と意気込みを示した。

 渡慶次晃顧問は「まだこのシューズを使っていない1年生のために購入したいと打診したが砂川さんの善意で寄贈してくれることになってとても感謝している。このシューズで練習することで効果は出ているので、しっかりトレーニングを積めば部員の記録もどんどん伸びると思う」と述べた。

 そのほか、本村博之校長も「正直学校の予算も少ない中でこうした支援は本当にありがたい。地域や先輩たちからの支援は後輩たちにとって大きな力になっている。支援に応えるためにもみんな頑張ってくれると思う」と感謝した。

 砂川さんは同校の野球部にも過去2回、同シューズを寄贈している。


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