音楽と物産展で盛況/宮古島・津山
姉妹都市50周年記念事業
「音城2014」と銘打った音楽と物産展の催しが7日、岡山県津山市にある津山城跡で開かれた。宮古島からは太鼓演舞や獅子舞、三線、民謡が披露され、クイチャーの輪で交流を深めた。物産展では両市の特産品が人気を集めた。
この催しは宮古島市・津山市姉妹都市縁組締結50周年記念プロジェクト。これより先に同会場で行われた両市のJC締結50周年記念式典に出席したメンバーらが参加し盛り上げた。
城の天守閣跡に作られた特設ステージでは、団体やアーティストら組が出演。午前時~午後5時すぎまで、さまざまなジャンルの音楽や踊りで観客を楽しませた。
宮古島から参加した男塾武-Dooは勇壮な太鼓演舞と獅子舞を組み合わせた創作エイサー、「みなみ&まゆみ」は三線と電子ピアノで宮古民謡を歌い上げ、会場から手拍子をもらった。
地元津山市の子供たちや、太鼓保存会、美作大学沖縄県人会なども出演。特色ある歌や踊りで舞台を彩った。
会場には宮古島と津山の特産品などを集めた物産展も開かれた。宮古島からは海ブドウやもずくなどの海産物、島ラッキョウやサタパンビンなどの特産品が並べられた。
訪れた人たちは気に入った品を買い求め、舞台で繰り広げられる歌や踊りを見ながら味わっていた。
津山市の寺坂悠子さん(31)は「沖縄の雰囲気がいっぱいのイベントだった。宮古とは姉妹都市なので、宮古の歌を聴きに来ました。とても楽しかった」と笑顔だった。