「下地島を宇宙開発の拠点に」/PDエアロスペース
長濱副市長に事業概要説明
宇宙機開発などに取り組み、下地島空港を宇宙開発の拠点として利活用を検討しているPDエアロスペース(愛知県)社長でスペースエンジニアの緒川修治氏ら一行が12日、市役所平良庁舎に長濱政治副市長を訪ね下地島空港の利活用案などについて概要を説明した。また、きょう13日は緒川社長と宇宙飛行士の山崎直子さん、ブライアン・ビーニー宇宙飛行士による講演会が平良港ターミナルビルで開催されることもPRした。
事業概要の説明を受けた長濱副市長は「宮古から宇宙に飛べるのであればとても夢のある話で市としても興味を持っている。皆さんがこうして来島して本腰を入れて取り組んでくれているので大変ありがたいし期待している」と述べた。
緒川社長とPDエアロスペースの入野康隆CFOは「宇宙旅行だけでなく、下地島空港を宇宙開発の拠点としてベンチャー企業が集うエリアにしたい」と意気込みを示した。
13日の講演会についても「今回の講演会は、子供たちに宇宙に夢を持ってもらうことを目指している。宇宙飛行士になるにはどうしたらいいのかなどの話をしていきたい」と話した。
きょうの講演会は、宮古島未来活性化研究会が主催で宇宙飛行士の山崎さんらを招いて「宮古島から宇宙へ、夢あふれる宮古島」と題して午後4時45分から、平良港ターミナルビルで開かれる。
入場は無料だが定員は200人。サイン会や写真撮影会、ロケットエンジンの展示なども予定されている。